夏休み 2025 子どもイベントの開催

夏休み子どもイベントは、毎年、大変人気が高く、2025年も、元気な小学生児童と保護者の皆様に、工場見学、ものづくり体験、ものづくり教室（風力発電）などに参加いただきました。いずれも、皆さん、輝く笑顔が溢れ、ものづくり大田の新たな発見を楽しんでいました。

「産業のまち発見隊」は、第１回目を7月２３日（水）に開催。（株）志村精機製作所を見学しました。工場は、周りを住宅に囲まれていましたが中に入って皆さんビックリ。大きな機械が立ち並び、金属を削る音が響き渡っていました。ものづくりの現場を実際に見ることができ、樹脂の加工についての勉強もできました。工場では、子どもたちは、ネジ切りも体験しキーホルダーづくりも楽しみました。

その日の午後は、都立城南職業能力開発センター大田校で、テープカッターの製作に挑戦。午前中に工場で見た工作機械を使って、カッターの形に削ります。子どもたちも、工作機械に見入っていました。普段、体験できない貴重な機会だったとの感想もいただきました。

「産業のまち発見隊」第２回目は８月１９日（火）に開催。下町ロケットのロケ地としても有名な(株)桂川精螺製作所で、ネジを加工・製造する現場の見学や、ネジづくりにも挑戦しました。また、同社と連携して月面探査車の開発を進めている(株)ダイモンの月面探査車「YAOKI」（今年の２月に宇宙への打ち上げに成功）の操縦体験も。月面重力環境下での走行実験なども見学することができました。

午後は、日本工学院専門学校蒲田校舎で、自分でプログラミングするオリジナルの「バーサライタ」作りに挑戦しました。回路への半田付け作業などもあり、緊張しながらも、どんなものができるのかワクワクしながらものづくり体験を楽しみました。

「ものづくり教室」風力発電に挑戦！は、8月23日（土）、24日（日）にHICityのPIOPARKで、小学1年生～４年生の親子を対象に開催されました。教室は、発電の種類、再生エネルギーなどを学びながら進められました。完成した風力発電機は、ドライヤーで風車に風を当てます。発電した電気でLEDが点いた瞬間、「すごい！、楽しい！」と大きな歓声が上がりました。さらに、蓄電実験も行い、親子で電気のことを学びながら、ものづくりを楽しみました。