令和6年10月20日(日)、東京都立産業技術高等専門学校で、工連主催の「秋のロボットセミナー」が開催されました。区内の小学4年生~中学2年生までの児童・生徒が18名参加。工作とプログラミングを体験できる「プログラミングロボット」作りに挑戦しました。
毎年、人気のあるイベントで今回も定員の3倍以上の申し込みがありました。
指導するのは、都立高専の浅川准教授と5名の学生さん。ロボット作りの指導やサポートをしていただきました。最初は作り方の説明から始まりましたが、みんな早く作りたくて、うずうず、そわそわと。スタートと同時に目を輝かせながらドライバーとネジでどんどんロボットを組み立てていきました。
参加者の中には、最年少クラスでしたが、いち早く完成させプログラミングによる動作確認をしていた児童も。工作が好きで、家でもいろいろなものに挑戦しているとのこと。「将来はエンジニア」になりたいと言っていました。
都立高専の学生さんも、丁寧にやりかたを指導したり、時々一緒に悩んだり、センサー等の役割を分かりやすく教えてくれたりと、優しくて頼れるお兄さんたちで、子ども達に大人気。
後半は、プログラミング。パソコンを使って、ロボットの動きを時間単位でプログラムします。思いどおりの動きをするよう、走らせてはパソコンで修正を繰り返し、なんとか完走させようと頑張っていました。くねくねと曲がったコースをどこで曲がるか、何秒走るか、センサーを使うかなど、難しい調整で何度もトライアンドエラーに挑戦。うまくコースを走れた時は、みんなで歓声を上げていました。
普段体験できないロボットプログラミンを楽しみ、ものづくりの魅力を充分に感じてもらえたひと時となりました。
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